神戸市のラーメン店で食中毒事件が発生し、市は店に対し営業停止処分を行いました。

この事件は先月31日に職場の同僚4人で神戸市内のラーメン店「METRO RAMEN」で食事をしたうちの3人が、下痢や発熱などの症状を訴え発覚しました。

保健所が調査を行ったところ、他にも合わせて7グループ8人が同様の症状を訴えていることが判明。患者全員に共通する食事などを調べた結果、この店が提供した食事を原因とする食中毒事件と断定しました。

市の調査によりますと、原因は先月25日から今月2日にこの店で提供された、加熱が不十分だった鶏チャーシューを含む食事とみられています。患者は20代から40代の男女合わせて8人で、鴨出汁ラーメンや貝出汁ラーメンなどを食べたということです。

市は店に対し、6月7日から3日間の営業停止処分を科しました。

患者は全員快方に向かっているということです。市は引き続き、食中毒の原因究明を進めるとともに、同様の事例が発生しないよう、食品衛生指導を徹底するとしています。

関西テレビ
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