和歌山県古座川町では、世界最小のトンボと言われる「ハッチョウトンボ」の羽化が始まっています。

草むらの中に目を凝らして見えるのは「ハッチョウトンボ」です。体長はおよそ2センチで、世界最小と言われています。

オスは鮮やかな赤、メスは黄色と黒のしま模様になるのが特徴で、古座川町では町の天然記念物として、地域の住民が保護活動を行っています。

町の湿田では、先月ごろからハッチョウトンボの羽化が始まり、この日は元気に飛び回ったり茎の上で交尾したりする姿が見られました。

開発や温暖化でハッチョウトンボの数は減少傾向にあるものの、来月下旬ごろまで観察できるということです。

関西テレビ
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