深夜、東京・葛飾区の住宅街に現れたのは、闇夜に紛れ、他人の自転車を盗む“自転車泥棒”の一部始終です。

被害に遭った人：
悪びれる様子もなく、慣れた手つきで盗まれた。

5月28日午後11時半過ぎ、夜の住宅街に現れた1人の人物。

すると、迷うことなく住宅の駐車場に止めてある自転車に手をかけ、音を立てないようにするためか、車体を持ち上げて移動させると、すぐに走り去っていきました。

その間、わずか10秒。
一体なぜこんなにもスムーズに持ち去れたのでしょうか。

被害に遭った人：
（防犯カメラを）何度も巻き戻して見たら、30分前にも一度来ていて、下見に来てる。

なんと、同じ人物とみられる自転車泥棒は、犯行の30分ほど前にも現場に現れていて、下見のような行動を取っていたというのです。

盗まれた自転車は毎日の通勤や買い物に使用していた愛車だったといいます。

被害に遭った人：
困るし悲しい。早く捕まってほしいのと、思い出というか、家族でもあるような物（なので）、早く返してほしい。

被害者は、警察に被害届を提出したということです。