首都圏などに住む家族の園児を受け入れ、その家族も富山に滞在する「保育園留学」。
いま外国人の利用者が増えています。
6日は新田知事が現状を視察しました。
6日、花まつりの行事が行われた富山市の上滝保育園。
多くの園児のなかに、保育園留学で富山を訪れたシンガポールと台湾の園児3人がいました。
この保育園では富山での保育体験を希望する家族からの園児の受け入れを3年前に始め、去年からは、首都圏などだけでなく、海外からの利用者が増えています。
保育園留学に取り組むのは県内で上滝保育園だけで、現在は予約が殺到し、順番待ちの状況だということです。
上滝保育園の杉森園長は、視察に訪れた新田知事に対し、保育園留学の取り組みを県内で広げるよう要望しました。
*上滝保育園 杉森かおり園長
「富山県は上滝だけではもったいない。呉西地区でもぜひ知事の力で(広めてほしい)」
また、台湾から訪れた園児の母親は新田知事に、「自然が豊かな環境でしつけがしっかりしているのが気に入った」などと保育園留学の魅力を話していました。
*新田知事
「運営会社に伺うと富山県は人気で順番待ちだそうだ。せっかくの機会をのがさないように施設の輪を広げられるかを考えたい」