東北を訪れるヨーロッパからの観光客を増やそうと東北の各県が連携です。フランスとイギリスの旅行会社のトップを宮城県内に招き、6月6日、意見交換会が開かれました。

この取り組みは、東北の自然、歴史、食の魅力を知ってもらい、ヨーロッパからの観光客増加につなげようと、東北6県や新潟県などが連携して企画したものです。6日は村井知事や東北各県の担当者が出席し、フランスとイギリスの旅行会社のトップと意見交換しました。

フランスの旅行会社
「ヨーロッパの人が日本に来る機会は人生で一回ぐらいというのが70パーセントぐらい。どういうふうに日本の旅行を楽しめるかが重要な要素」

東北観光推進機構によりますと、去年1年間の東北6県と新潟県の外国人宿泊者数は252万5030人で、このうち、ヨーロッパの占める割合はわずか3%に留まっていました。

宮城県 村井知事
「ヨーロッパのお客さまは非常に長く周遊してもらえるし、たくさんお金も使っていただけるので、東北みんなで力を合わせて、たくさん来てもらえるように努力したい」

一行は7日、瑞鳳殿など仙台市内の観光地を回る予定です。

仙台放送
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