岩手県矢巾町の建設機械卸「東盛建機」が盛岡地裁から破産手続き開始の決定を受けました。
負債総額は約1億1300万円に上っています。
帝国データバンク盛岡支店によりますと、「東盛建機」は2025年5月22日付けで破産手続き開始の決定を受けました。
「東盛建機」は1985年4月に創業、2007年1月に法人改組された建設機械の卸売り業者です。
油圧ショベルやクレーンなどの建設機械や各種アタッチメントを扱っていました。
東日本大震災が発生した翌年の2012年12月期には年売上高約5億3300万円を計上していました。
しかし、震災復興に伴う好業績は短期間で終息したほか、競合激化によって2024年12月期の年売上高は約1億1500万円に減少。
近年は連続して赤字を計上し、債務超過が続いていて、資金繰りが限界に達したことから2025年4月28日に事業を停止していました。
負債総額は約1億1300万円だが、変動している可能性もあるということです。
(岩手めんこいテレビ)