日本の民間企業として初の月面着陸への挑戦は、失敗に終わりました。
着陸船を開発したベンチャー企業は、最終段階で通信が途絶えたと明らかにしました。
ispace・袴田武史CEO:
通信の回復が見込まれず、月面着陸を確認するミッション2マイルストーン「Success9」の完了が困難と。着陸に関しては失敗という捉え方で問題ないかと。
詳しい原因は「解析中だ」とした上で「十分に減速ができない状態で、月面へハードランディングした可能性が高い」と述べました。
月着陸船は、2025年1月に地球から打ち上げられた後、6日午前3時過ぎから着陸への最終段階に入りましたが通信が途絶え、予定の時間を過ぎても着陸が確認できませんでした。
挑戦は2023年に次いで2度目でしたが、日本の民間企業として初の月面着陸は、今回も果たせませんでした。