政府がコメの安定供給に向けた議論を本格化させるなか、小泉農水相は、価格高騰に対応するため、緊急輸入することも選択肢だとする考えを示しました。

小泉農水相:
緊急輸入、こういったことも含めて、あらゆる選択肢をもって向かいたい。聖域なくあらゆることを考えて米の価格の安定を実現していく。

コメの輸入をめぐっては、政府は無関税で受け入れる「ミニマムアクセス」と呼ばれる最低枠を設け、一部を主食用に回しています。

小泉農水相は、この枠に限らず、輸入でのさまざまな選択肢を視野に検討する考えを示しました。

こうした中、政府はコメの生産を調整してきたこれまでの仕組みからの転換などをめぐり議論を進める方針です。

小泉農水相は、増産していく方向性のなかで、「農家の経営が価格変動で脅かされないようなセーフティネットづくりが必要」だとの考えを示しました。

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