静岡県静岡市と民間企業それぞれが清水区に水族館を計画していることについて、静岡市の難波喬司 市長は「魅力が高まる」と改めて歓迎する姿勢を示しました。
静岡市は清水区の日の出地区に水族館と博物館の機能を併せ持つ「海洋・地球総合ミュージアム」を開業する予定です。
一方で、河津町でiZooなどを運営するレップジャパンの白輪剛史 社長は、水族館「Zoo Zoo Sea」の建設計画を明らかにしていて、候補地の1つとして日の出地区を挙げています。
難波喬司 市長は6月5日の定例会見で改めて「2つの施設が重複するのではなく相乗効果が生まれる」との考えを示しました。
静岡市・難波喬司 市長：
（Zoo Zoo Seaは）ショーをやるような動物たちが中心になると思うので（市の）ミュージアムにはない機能です。奪い合いでなくてむしろ魅力がたかまるので、よりたくさんの人に来てもらえるのでお互いにとって非常にいいことになると思います
その上で集客力が上がることになるため、市として道路の混雑緩和や駐車場不足への対策など来場者の受け入れ体制を充実させる方針を示しています。
