数々の抽象絵画を描いたスイス生まれの画家パウル・クレーの作品を集めた展覧会が静岡市で始まりました。
パウル・クレーは1879年にスイスで生まれた後絵画の修行のためドイツに移住し色彩豊かな作品を生み出しました。
静岡市美術館で始まった展覧会には日本初公開を含むクレーの作品や交流のあった画家カンディンスキーの作品など110点ほどが展示されています。
会場では、クレーの人生を辿る形で作風の変化を感じ取ることができるようになっていて、生き生きとした色彩を楽しむことができます。
静岡市美術館学芸員 伊藤鮎さん「これだけのクレー作品が見れるのも珍しい機会ですし、国内最終会場にもなりますので、ぜひクレーの色彩とか形が織りなす世界を堪能いただければと思います」
パウル・クレー展は8月3日まで静岡市美術館で開かれています。