鳥取県内のスイカの主な産地の一つである倉吉市で5日、初出荷を迎えました。
甘さとシャリシャリした食感が持ち味の倉吉スイカ。倉吉市の選果場で初出荷を前に出発式が行われました。そして生産者や市場の関係者が初物をガブリ!上々の出来ばえをアピールしました。
出席した関係者:
幸せ!(スイカが)大好きだから。
杉谷紡生記者:
とっても甘いです。シャキシャキで食感も最高です。
2025年は、3月の植え付け後に低温が続き生育がやや遅れたものの、5月に入ってからは天候が安定。平均糖度が12度を超え、例年並みの甘さに仕上がったということです。その初モノは平井知事にも届けられ、味わいました。
鳥取県・平井知事:
ものすごい甘いですね。
知事も太鼓判です。
現在開催されている大阪・関西万博の開催をチャンスととらえ、生産者の代表は、知事を先頭に全国各地へ売り込んでほしいとトップセールスを要望しました。
JA鳥取中央西瓜生産部・村岡高志副部長:
シャリ感のあるおいしいスイカが出来上がっています。(万博があるので)日本に留まらず世界の方にもアピールをしていきたい。
JA鳥取中央は、7月中旬までに1万4000トン余りを出荷、去年を約2億円上回る39億4000万円あまりの販売を目指しています。