沖縄を訪問中の天皇ご一家は5日午後、那覇市内の首里城公園を訪問されました。
午後2時半ごろ、ご一家は沖縄伝統の「かりゆし」に装いを改め、那覇市内にある首里城公園を訪問されました。
これに先立ち、午前中はアメリカ軍に撃沈され約1500人が犠牲になった学童疎開船「対馬丸」の慰霊碑を拝礼されました。
また、記念館にも足を運び、幼い子どもたちの遺影や筆箱などの遺品を見学されました。
高良政勝元館長に対し、陛下は「前にお会いしたとき、ぜひこちらにと」と、皇后さまは「愛子も連れてくることができて」と話されました。
また、高良元館長から「初めてですかね、沖縄は」と問われた愛子さまは「はい、初めて来させていただきました」と答えられました。
ご一家は生存者などと懇談し、愛子さまは語り部として活動する遺族に「活動を通じてどんなことを伝えていきたいですか」と尋ねられました。