福岡県太宰府市の42歳の女性が、外国人男性名義のSNSアカウントを使用する人物から暗号資産投資を持ちかけられ、2370万円をだまし取られる被害に遭いました。
筑紫野警察署によりますと、太宰府市に住む42歳の看護師の女性は4月30日、SNSのダイレクトメッセージで外国人男性名義のアカウントを使用する相手と知り合い、その後、別のSNSでやり取りを重ねました。
相手から「自立するためには資産が必要」「暗号資産は少額でも短期で資産が増やせる」などと言われ、指示されるまま暗号資産取引所のアプリをダウンロードして暗号資産を購入しました。
すると相手から「仮想通貨はサイバー攻撃されやすく、資産を守るために別のウォレットに移した方がよい」などと言われ、指示されたとおりに13回にわたって合計2370万円分の暗号資産を購入し、相手が指定するサイトに送金してだまし取られました。
警察は
・SNS上でのお金の話は詐欺の可能性があります
・SNSは、知らない人からの「友達申請」や「メッセージ」受信を拒否する設定にしておきましょう
・「絶対に儲かる」「元本保証」という話は詐欺
と注意を呼びかけています。