マツダは2027年に発売を予定している新たな電気自動車を山口県の防府工場で生産すると発表しました。
マツダの防府工場では現在、CX-80などのラージ商品群4車種をはじめ7つの車種を生産していて、昨年度は34万5297台を生産しました。
マツダはきょう、2027年に発売を予定している新たな電気自動車を防府工場で生産することを明らかにしました。
防府工場ではこれまでもラージ商品群の電動化を進めてきていて、生産ラインが長く、様々な工程を組み込めることから電気自動車の生産に対応しやすいとしています。
マツダは既存の生産ラインを使うことで初期投資を85%減らせると見込んでいます。
【マツダ・弘中武都 常務執行役員】
「電動化対応が進んでいるところにバッテリーEVを投入するのが一番効率的な投資もできますし、生産の効率でも上がっていく、この2つが大きな理由」
マツダはこれまでに新たな電気自動車に搭載する次世代リチウムイオン電池の工場を山口県岩国市に建設する計画も発表していて、2030年までに電気自動車の世界販売比率25%から40%を目指したいとしています。