川や海でのレジャーが増える本格的な夏を前に愛媛県松山市で2日、園児らを対象にした水難事故の防止教室が開かれました。
警察官扮する男児:
「よーし魚をとるぞ!ハナちゃん見ててね。とれるかな、よいしょ、よいしょもう少し。うわぁ誰か助けて~!」
警察官が扮する子どもが、魚をとろうとして川にドボン。松山市の石手川河川敷で開かれたのは水難事故の防止教室。地元の園児らが警察官から「海や川へ子供たちだけで行かない」「溺れているのを見つけたら大声で『助けて』と大人を呼ぶ」「危険な所に近づかない」の3つのルールを学びました。
このあと警察官は川でおぼれる事故を再現。園児たちが「助けて~」と大声で叫ぶと、警察官が浮き輪を投げて救助しました。
警察は「子どもと水辺に行くときは、大人が3人位一緒に行くことが理想」と話しています。
警察によりますと愛媛県内で去年、水難事故で子どもを含む12人が死亡していて、悲惨な事故から命を守るために家族でルールを話し合ってほしいと呼びかけています。
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