サッカーJ2・モンテディオ山形は、前節アウェイで藤枝との対戦。連敗で迎えたゲームなだけに絶対に勝ちたい一戦だったが、良い流れを自分たちのミスで手放してしまった。

ここまで2連敗の山形が対峙したのは、5戦未勝利と苦しんでいる藤枝。
ホームで勝つために強い圧力でボールを奪いにくる藤枝に対し、山形はロングボールを使って攻撃を展開。
31分、ボールを収めた高橋潤哉が積極的な仕掛けからシュート。ここは相手に弾かれたが、4分後に再びビッグチャンス。

中村のスルーパスを受けた高橋が、止まることなく左足を振り抜いた。
高橋の4試合ぶりとなる今シーズン4ゴール目で山形が先制、チームとしても復調へのきざしが見えたかに思われた。

ところが前半終了間際、自陣内でのパスが乱れボールを奪われると、立て直す間もなくゴール前への侵入を許し同点に追いつかれてしまう。

後半も藤枝の圧力を受け、思うような攻めができない時間帯が続く山形。
すると後半21分、コーナーキックから失点しついに逆転されてしまう。

山形はこの後、チャンスこそ作るものの相手キーパーの好守にも阻まれゴールはならず。
ミスから流れを手放す展開で痛恨の3連敗を喫した。

(渡邊監督)
「応援に対して何で応えるかといったら結果しかない。『次、頑張ります』とか言ったところで、そんなことはきれいごとでしかない。とにかく結果で恩返しするしかない」

山形の次節は6月15日、絶対に負けられない戦い・ホームで仙台とのみちのくダービー。

さくらんぼテレビ
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