赤い皮の中にある、つやつやした白い果肉が甘くておいしいライチ。
今、高級フルーツとして注目されています。

日本ではあまり栽培されていないため、出回っているほとんどが冷凍された輸入品です。
しかし宮崎県では、マンゴーに続く新たな高級フルーツとして、国産ライチの栽培に力を入れているんです。

2022年には9個で1万円だったものが、2023年は2万円、そして2024年は3万円と最高値を更新。
つぶが大きく、果汁もしたたるほどのみずみずしさが人気となっています。

ライチ研究会・森哲也会長:
いろんな分野で宣伝はすごく頑張ってきているので、注目度が高まってきているかな。

そして最近では、関東でも挑戦する農園が。

高台の気候がライチの栽培に向いていたことで4年前にオープンした千葉県の農園。現在、収穫のまっ最中です。
6月15日からは、自分でライチをつんで食べることができる「収穫体験プラン」が開催されます。

千の葉ライチ・松井元義さん:
(国産ライチは)ポテンシャル(将来性)のある高級フルーツだと思っています。冷凍のライチだけではなく、香りや甘さが強い生のライチを皆さんに食べてもらいたい。

「国産ライチ」が初夏の人気フルーツになるかもしれませんね。
ちなみにこの千葉県の生ライチは4粒で1600円から販売されているということです。