北陸3県の企業へ今年4月に入社した新入社員の9割以上が就職先に「満足」と答えていることが北陸経済研究所の調査で分かりました。
これは今年4月1日から15日まで、北陸3件の企業の新入社員404人を対象にしたアンケート調査で分かったものです。
今の就職先に決まったことの満足度について、「非常に満足」「どちらかというと満足」がおととしの前回調査から増え、9割以上(91.1%)に上り、売り手市場の中で学生にとっての就職環境が向上しているとしています。
また、企業のコンプライアンスやガバナンスに問題があると感じた場合は「社内の同僚、先輩、上司などに相談する」がおよそ6割と(59.4%)最も高い一方、4人に1人が「すぐに転職を考える」と回答していて、社員が安心して相談できる環境を整えるとともに内部通報制度など社内体制をより一層充実させることが、ガバナンスの強化に加えて人材の定着にも重要になると指摘しています。