首都圏の一部の店舗などで先週末から随意契約の「備蓄米」の店頭販売が始まり、5キロ2000円ほどの手ごろな価格もあって、早速、多くの人が買い求めています。長野県内の店頭には、いつごろから並ぶのでしょうか。
ずらりと並んだコメの袋。政府の備蓄米です。首都圏の一部の店舗などで1日から店頭販売が始まりました。
政府との随意契約で2万トンの備蓄米を購入した「イオン」は、1袋5キロ2138円で、1家族1袋の制限をつけて販売しました。
購入した客:
「うれしいです、今まで4000いくらの買っていたから、やっぱり高いのは大変だから」
手ごろな価格で販売される備蓄米。県内の店頭にはいつ頃から並ぶのでしょうか。
「イオン」は県内を含む全国の店舗で6月中旬以降、準備でき次第、販売を開始するとしています。
「ドン・キホーテ」や「アピタ」などを運営する会社は、6月中には県内の店舗でも販売が始まる見通しだとしています。
価格は5キロ2000円前後で調整していて、転売防止のためアプリ会員限定の販売とする予定です。
このほか「アメリカンドラッグ」の運営会社は、6月中旬から下旬に販売を開始するとしていて、「クスリのアオキ」、「原信」の運営会社も、「準備でき次第、販売する」としています。
街の人はー
30代:
「(県内で5キロ2000円台の米が出たら?)1回は買うかな。どんな味なのか気にはなります」
20代:
「(備蓄米が店頭に並んだら)買いますね。一人暮らしなので、金銭的な部分で厳しいものが多くなるので、コメの価格が下がっていくならいい傾向だと」
60代:
「日本人はコメがないと困るので、1000円でも500円でも安くなるとうれしい。コメは家にないと安心できない」
購入を考えている人がいる一方で、こんな意見も。
20代:
「自分自身コメを買うことが無くて、実家からもらったり、旦那の実家からいただいていたので、あまり身近に感じたことがなかった」
90代:
「買いたいと思わないけど(味の)問題でね。高いけどおいしい方がいいって思っちゃうから」
価格も味も気になる備蓄米。県内の店頭に並ぶのはもう少し先になりそうです。