久留米市の高良大社では、無病息災などを願う毎年恒例の「川渡祭」、通称「へこかき祭り」が始まりました。

1日から始まった「川渡祭」は、厄年や還暦を迎えた人などが厄よけや無病息災を願う祭りで、「へこ」と呼ばれる赤いふんどしを着けることから「へこかき祭り」と呼ばれています。

1日午前5時すぎからは恒例の神事「裸参り」が行われました。

参加者たちは高良山の麓にある神社で心身を清めたあと、高良大社までの約3キロを1時間ほどかけて駆け登りました。

そのあと、高良大社の社殿前に設置された直径2メートルほどの大きな「茅の輪」を次々にくぐり、災いが福に転じるよう祈りました。

江戸時代に始まり約300年の歴史を持つこの「へこかき祭り」は2日まで行われます。

テレビ西日本
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