備蓄米の店頭販売が1日、新たに流通大手の「イオン」などでも始まり、長い行列ができました。
売り場を視察した小泉農水相は、想定よりも早い販売開始に「感謝の気持ちでいっぱいだ」と述べました。
政府との随意契約で2万トンの備蓄米を購入した「イオン」は、東京都内の店舗で1日から販売を始め、開店前には約850人が列を作りました。
価格は1袋5kgあたり2138円(税込み)で、約6000袋が用意され、1家族で1袋の購入制限が設けられました。
購入客は「買えました。うれしいです。今まで4000いくらの買ってたから、やっぱり高いのは大変だから」と話しました。
小泉大臣も売り場を視察に訪れ、「イオン」の幹部らから説明を受けていました。
小泉農水相:
まさか5月の31日、5月のうちに店頭に備蓄米を並べることができるとは思いませんでした。大臣としてはもう感謝の気持ちでいっぱいです。
また、町のコメ店向けの枠が上限の2万トンを超える可能性があり、申し込みの受付を2日に一時休止することについては「書類の不備などの確認作業が必要なため、いったん休止をして精査する」と説明しました。