6月1日のフジテレビ「日曜報道 THE PRIME」で、小泉農水相が決めた政府備蓄米の放出を巡り、国民民主党の玉木代表は今後、法改正が必要だという認識を示しました。
国民民主党・玉木雄一郎代表:
私は小泉農水相の今回の対応については緊急事態ということで評価してますが、今の法体系の中では、備蓄米を出せる時の条件は(コメが)不足しているということが明確に把握された時です。ただ、いまだに不足していることを政府は認めないんですよ。足りてないっていうことが確認できてないのに、なんで(備蓄米を)出すの。やるんだったら法改正して、価格調整手段として備蓄米を使いますよということをやはり明記すべきだ。
一方、自民党の斎藤健元農水相は、小泉農水相の備蓄米放出に批判的な意見について「今高騰している価格を下げる代替案を出してほしい。スピーディーにとにかく相場を冷やすということは、これ以外の方法がないにもかかわらず、代替案を出さずに批判するというのは、ちょっとどうかなと」と述べました。
また玉木代表は、備蓄米は「1年たったら動物のエサになるようなもの」とした自身の国会での発言について問われ、「表現の仕方について不快感を与えてしまって反省している」と述べました。