アメリカ・トランプ政権の関税措置を巡り、4回目の閣僚交渉を終え帰国した赤沢経済再生担当相が石破首相と会談し、「日米の認識が深まった」と報告しました。
赤沢大臣は、アメリカ・ワシントンでの閣僚交渉を終えて、1日、帰国しました。
帰国後、赤沢大臣は総理公邸で、石破首相や林官房長官らと約1時間会談し、閣僚交渉について報告しました。
赤沢経済再生相:
日米双方の立場について認識が深まったこと、合意に向けて議論が進展したことを報告した。総理からは「合意に向けて、最優先かつ全力で協議を進めてくれ」と。
赤沢大臣は次回の閣僚交渉について、6月中旬にカナダで開かれるG7サミットの前ということで「日米で共通認識がある」と述べました。
石破首相は、サミットにあわせた首脳会談での合意も視野に、さらに調整を進める見通しです。