南海トラフ地震に備え防災意識を高めようと、奈半利町でイベントが開かれました。
奈半利町の港緑地公園では、子どもたちが南海トラフ地震で想定されている震度7の揺れを体験しました。
大きな揺れから身を守るためは、できるだけ倒れないようにする「カエルのポーズ」が有効だということを参加した人たちは教わっていました。
(高知大学の学生)
「思ってたよりも激しい、揺れが。怖いです」
(町内の小学2年生)
「ちょっと怖かったけど、お尻ぶつけて痛かった」
(記者:地震きたらどうしますか?)
「カエルのポーズ!」
会場では、本物の消防用ホースで消火体験も。
災害時、がれきを撤去する時に活躍する重機に試乗した子どもたちは、アームの動きを興味深げに見つめていました。
この防災イベントは奈半利町と包括連携協定を結んでいるミタニ建設工業が、町と協力して去年から開催していて、今後も定期的にこのようなイベントを開いていきたいとしています。