長野県岡谷市で園児がみそ造りに挑戦です。大豆をつぶしたり、こうじと混ぜたり、身近な食文化を体験しました。
みそ造りに挑戦したのは岡谷市の2つの保育園の年長さん39人。準備体操が終わると、大豆が配られました。
喜多屋醸造店・長峰愛さん:
「岡谷市はかつて昭和20~30年代、日本で一番みそを造っていた地域です」
みそ造りは地域の食文化を知る毎年の恒例行事。市内のみそ業者に教わりながら、大豆をげんこつで叩きます。
長峰さん:
「食べやすい、なめらかなみそになるからね、がんばって」
形がなくなるまでつぶしたところで、塩とこうじを加えます。
長峰さん:
「そうっと入れてね」
こうじは豆をみそに変える「魔法使い」。耳たぶくらい柔らかくなるまで混ぜたら、次は子どもたちの得意な作業です。
まるめてお団子にしました。
園児:
「やわらかい」
空気が入らないよう、たるに敷き詰めました。
園児:
「なげるのが楽しかった」
「みそ汁にして食べたい」
喜多屋醸造店・長峰愛さん:
「楽しくやってくれている姿に心が温まりました。みそ造りの楽しさ、魅力、おいしさを知ってもらうことで、みそが好きな子が増えてくれたら」
仕込んだみそは、11月に豚汁などにして食べる予定です。