秋篠宮ご夫妻の長女・小室眞子さん(33)が、アメリカで第1子を出産していたことが明らかになりました。
ご一家の側近トップ、吉田皇嗣職大夫は30日の定例会見で、2021年10月に小室圭さんと結婚後、アメリカで生活している眞子さんが第1子を出産したことを明らかにしました。
ご夫妻にとっては初孫、上皇ご夫妻にとっては初のひ孫の誕生で、妹の佳子さまは叔母、弟の悠仁さまは叔父になられたことになります。
吉田大夫は「皇室を離れた方の事柄」「詳しいことは承知していない」として出産の時期や性別などは公表せず、「ご一家は喜び、ご家族の幸せな歩みを願われている」と述べました。
このニュースについて、フジテレビ社会部宮内庁キャップの宮崎千歳記者とお伝えします。
――秋篠宮ご夫妻の長女・小室眞子さんの出産を巡っては、先日、一部メディアで報道されましたが、今回、宮内庁がこのタイミングで公表したのはなぜですか?
フジテレビ社会部・宮崎千歳記者:
秋篠宮家の側近のトップの皇嗣職大夫が公表したんですが、出産報道の後、きょうが初めての定例会見だった。その場で、説明があったんですが、「皇室を離れた方の事柄であり、静かにお過ごしいただきたいと思っていたが、一部メディアで報道されたためお知らせした」と前置きをした上で、第1子が生まれたということを明らかにしました。
――今回、出産の時期や性別は公表されていませんが、今までも皇籍を離脱された方は公表はしていたのでしょうか?
フジテレビ社会部・宮崎千歳記者:
それは必ずしも決まりはなくて、例えば、高円宮家の三女の守谷絢子さんの場合は、3人のお子さんが生まれるたびに公表しているんですけれども、そのお家の判断次第ということになります。一方で、これまで秋篠宮ご夫妻は眞子さんについて、結婚後、自分のことを話すのは控えてほしいと言われているというふうに説明して、記者会見でも近況については一切明らかにしてこられませんでした。今回、そういう経緯を考えますと、出産という事実のみの公表ではあるんですけども、眞子さんに確認をしないで公表したということはなかなか考えづらいので、了承を得た上で公表したのではないかなと考えられます。
経緯をまとめました。
2017年に婚約内定会見、その後、結婚は延期となり、2021年に結婚会見して翌月に渡米しています。
2025年5月に出産報道が一部メディアであって、30日に発表されました。
――出産後の生活はどうするのでしょうか?
フジテレビ社会部・宮崎千歳記者:
恐らくアメリカでの生活が続くと思いますが、やはり皇室を離れた立場ですので、とにかく宮内庁としては、静かにそっと見守ってほしいということに尽きるのではないかと思います。
――秋篠宮ご夫妻にとっては初孫ということになりますが、どのような受け止めをされているのでしょうか?
フジテレビ社会部・宮崎千歳記者:
喜んで、眞子さん一家の幸せな歩みを願われていると説明していました。めでたいことと受け止めていると思います。
――今後、秋篠宮ご一家が眞子さんの子供に会われる予定はあるのでしょうか?
フジテレビ社会部・宮崎千歳記者:
やはりご夫妻にとっては初孫ですので、当然会いたいというお気持ちはあると思うんですが、一方で、類例を見ない結婚というふうに秋篠宮さまがおっしゃった、そういった経緯も考えますと、すぐにお会いになるという形には恐らくなりづらいのかなと考えられます。