小泉農水相は5月31日、米の価格の高騰対策を巡り「予想を超えて多くの方が協力してくれている。本当にありがたい」などと述べた。
小泉農水相は、神奈川・横須賀市で開かれた民間団体の会合で挨拶し、米価について「一回落ち着かせなければいけないと方針を示して前を向いた時に、予想を超えて多くの方が協力してくれていることを、本当にありがたく思っている」と感謝の意を示した。
また、随意契約で大手小売業者に売り渡された備蓄米の店頭販売が同日から始まったことなどを紹介し、「今、世の中全体が何とか食料品の高騰を抑えよう、特に米をまず抑えよという力が働いている」と述べた。
その上で、就任後の自身の取り組みについて「政治判断でかなり異例の措置を取っている」として、「政治は結果が全てなので、どういう結果が出るか、私が責任を全て受け取る」と決意を示した。