トランプ関税を巡る4回目の日米交渉に臨むため、赤沢経済再生担当相が30日午前、アメリカに到着しました。
赤沢経済再生相:
(電話会談で)首脳同士の信頼関係というのが積み上がってきてると思いますので、そういうものも念頭に置きながら、自信を持って交渉したいと思っています。
4回目の交渉は現地時間の30日、赤沢経済再生相と、交渉を主導するベッセント財務長官らの間で行われる予定です。
アメリカからの防衛装備品の購入なども交渉カードとなりうるとの見方も出ていて、一連の関税措置の見直しに向け、アメリカ側からどこまで譲歩を引き出せるかが焦点です。
一方、トランプ関税を「違法」と判断した裁判所の判断を巡り、連邦控訴裁が命令を一時停止する判断を示したことについては、「情報収集しながら適切に対応したい」と述べるにとどめました。