29日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は反発した。
29日は、前日に好調な決算を発表したアメリカ半導体大手エヌビディアなどが相場を支え、買い注文が優勢だった。しかし、トランプ政権の関税政策を巡って、アメリカ連邦高裁が、国際貿易裁判所が出した一部の関税を差し止める判決の効力を一時停止したことから、先行き不透明感が広がり、上値は限定的だった。
結局、ダウ平均は前日比117ドル03セント高の4万2215ドル73セントで取引を終えた。
また、ハイテク株主体のナスダック総合指数も反発し、74.93ポイント高の1万9175.87だった。