農林水産省は、30日から中小のスーパーや町の米店向けに、2021年産の備蓄米8万トンの売り渡しに向けて申請を受け付けます。
農林水産省は、30日午前10時から、精米能力を持つ米店と中小のスーパーを対象に備蓄米を売り渡すための申請を受け付けます。
全て2021年産で米店に2万トン、中小スーパーに6万トンの合わせて8万トンが対象です。
申し込みができる量は1事業者につき1000トン以下で、新米が出回る8月までに消費者に提供することなどを条件としています。
小規模な事業者同士の共同購入も可能だということです。
売り渡し価格は60kgあたり税抜き1万80円で、農水省は小売り価格では5kgあたり1800円程度になると試算しています。
小泉農水相は、29日の国会で今回、売り渡す備蓄米は再来週にも店頭に並ぶとの見通しを示しています。