29日未明、東大阪市の路上で44歳の男性が車にはねられ死亡したひき逃げ事件で、48歳の会社員の男が逮捕されました。男は容疑を否認しています。
過失運転致死と救護義務違反の疑いで逮捕されたのは、東大阪市に住む八幡紀貞(やはた・のりさだ)容疑者(48)です。
警察によると、八幡容疑者は29日午前、東大阪市西石切町の路上で現場近くに住む会社員の戸田圭一さん(44)を車ではねて救護せずに逃げ死亡させた疑いが持たれています。
警察は防犯カメラの映像をたどるなどして八幡容疑者に話を聞くと「何かに乗り上げた気がする」と話したことから、29日夕方に任意同行を求め、午後10時47分に逮捕したということです。
逮捕後の調べに対し、八幡容疑者は「岩か何かに乗り上げたと思った」と容疑を否認しているということです。