選択的夫婦別姓をめぐり、立憲民主党など野党がそれぞれ提出した3つの法案が30日、衆議院の法務委員会で審議入りします。
審議入りするのは、立憲と国民民主党がそれぞれ提出した別姓制度を導入する法案に加え、日本維新の会が提出した結婚後も旧姓を通称として使用できることを規定した法案です。
一方、自民党は今国会での法案の提出を見送る方向です。
別姓に関する法案の審議は28年ぶりとなります。
立憲は29日、党の会合に国民民主の浜口政調会長を招き、法案の説明を受けました。
立憲民主党・辻元代表代行:
成立に向けて力を合わせられるところは合わせていくというようなことの、きょうは第一歩としていければいいなと。
立憲は法案成立に向けた協力を呼びかけましたが、3つの法案はいずれも成立が見通せない状況です。