5月29日、北海道は各地で夏日となりました。
エアコンを使う場合、必ず「試運転」をしておくことが事故につながらないためのポイントです。
北海道の67地点で夏日を観測
「噴水の前は涼を求める人でにぎわっています」(吉村直人記者)
北海道は29日、遠軽町や北見市、津別町で28℃を超えるなど67の地点で夏日を観測。
札幌市でも26.4℃まで気温が上がり、7月下旬並みの暑さとなりました。札幌市の夏日は13日ぶりです。
「暑いです、すごい」
「やっぱり(暑くなると)アイスですかね、ソフトクリームが食べたいですね。子どもも食べれるので」(いずれも札幌市民)
札幌市西区のアイスクリーム専門店では全国的に有名なカタラーナの上にソフトクリームをのせた組み合わせが人気です。
「いただきます。カタラーナの濃厚な甘味とソフトクリームの爽やかな後味が絶妙にマッチしています」(吉村記者)
30日も夏日に
5月30日も暑くなりそうです。
30日の予想最高気温は旭川市で30℃の真夏日、北見市で29℃、札幌で28℃まで上がる見込みです。
皆さん、暑さ対策はできているのでしょうか。
「エアコン新しく今年買い換えたんですけど、掃除はたぶん3年に1回とか前までは。業者さん呼んで」
「エアコンはあるんですけどまだ使いたくなくて。今年は新しいサーキュレーターを買ってそれでまだ過ごしてます」(いずれも札幌市民)
エアコン火災に気をつけて!
エアコンの電源プラグが延長コードに接続されています。
エアコンには非常に大きな電流が流れるため、延長コードが耐えられず火が出てしまいます。
室外機の周りにたくさん物が置かれています。
枯れ葉やごみなど燃えやすいものが近くにある場合も火事につながる恐れがあります。
こうしたエアコンの火災は29日、NITE(製品評価技術基盤機構)が会見で発表しました。
それによりますとエアコンの火災は2020年度から2024年度の過去5年間で337件発生。
毎年全国で60件ほど起きている計算です。
「試運転をしていただく際にエアコンに異常がないか、危険な使用環境になっていないか確認していただいて、事故に遭わないように気をつけていただきたい」(NITEの担当者)