鳥取県立美術館の新しい活用方法を探ろうと、文化施設などの場所を食事会や会議の会場として活用する「ユニークベニュー」の体験会が、美術館内で開かれました。

閉館後の鳥取県立美術館、一階の広間には、鳥取県産の食材を使った料理がビュッフェ形式で並べられました。
文化施設などの場所を、食事会や会議の会場として活用する「ユニークベニュー」の体験会です。

美術品の展示だけではなく、美術館の新たな活用方法を提案することで県内へのさらなる誘客を図ろうと、コンベンションの誘致や支援に取り組む「とっとりコンベンションビューロー」が、県内の観光関連団体や行政の関係者を招待。
約120人が食事を楽しみながら、運営や料理の手配手順などを確認しました。

参加者:
特別感も味わいつつ、貴重な体験をさせてもらっている感じがします。

参加者:
すごく新鮮な感じがします。こんなに素敵な場所なんだなというのを再確認しました。

通常の会議や懇親会に特別感や地域の特性を演出できるということで、国の内外で注目されている「ユニークベニュー」。
県立美術館でも、魅力的なプランを用意することで、大規模な国際会議や展示会の誘致につなげたい考えです。

とっとりコンベンションビューロー・石村隆男理事長:
美術館ができたことで多くの方に目を向けていただいていますし、アイデア次第で中部地区にもっとたくさんの方に来ていただけると確信していますので、きっかけをつくるお手伝いができればと思っている。

とっとりコンベンションビューローは、県立美術館だけでなく倉吉市の白壁土蔵群などの観光スポットでも「ユニークベニュー」としての活用の可能性を模索していくとしています。

TSKさんいん中央テレビ
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