SNSで日本人女性を名乗る人物と知り合った山口県下関市の男性が投資で利益を得られると信じ込み、約2300万円相当の暗号資産などをだまし取られていたことがわかりました。

下関警察署によりますと、下関市の無職の男性(60代)は3月20日、SNSを通じて日本人女性を名乗る人物と知り合ってやり取りするようになり「一緒にオーロラを見に行きたい」「その資金を稼ぐために一緒に金の投資をしよう」などと言われて、金の投資などのアプリのインストールを勧められました。

その後、叔父を名乗る人物やアプリ管理者を名乗る人物が現れ、男性は彼らの指示通りに投資をすれば利益が得られると信じ込み、4月4日から5月1日にかけて投資や出金手続きの名目で指定口座に現金20万円を振り込んだほか、指定のコインアドレスに暗号資産2265万円相当を送金し、だまし取られたということです。

警察は恋愛感情を抱かせ金銭をだまし取るSNS型ロマンス詐欺事件として調べるとともに、SNSやマッチングアプリで知り合った相手から投資やお金の話が出たら詐欺を疑い、すぐに警察や家族に相談するよう呼びかけています。

テレビ西日本
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