「大阪・関西万博」の来場者数は、博覧会協会の発表によると、週を追って増加を続け、開幕から6週目(5月18日~24日)に、1週間の来場者数として、これまでの最高となる95万2056人が来場したということです。
博覧会協会が想定する会期中の来場者「2820万人」を達成するためには、「1日平均15万人」の来場が必要な計算になりますが、開幕から1カ月以上、15万人を上回ることがありませんでした。しかし5月23日の来場者が16万3509人となり、15万人を上回りました。
※来場者数には関係者の人数も含みます。
■何度か“激減”もあったが全体的には“増加傾向”の来場者数
開幕の4月13日に14万6426人が来場し、開幕後にいったん減少しましたが、しだいに来場者が増加していきました。
ゴールデンウイーク期間には上下がありながらも、おおむね“増加傾向”がみられ、ゴールデンウイーク最終日の5月6日に、急激な減少がありました。
しかしゴールデンウィーク後に回復し、6週目には1週間の来場者数としてこれまでで最高となる95万2056人が来場しました。この週は最も少なかった日でも12万人以上が来場しています。
5月23日(金)には、1日あたりで最多となる16万3509人が来場し、博覧会協会の想定する来場者目標達成基準である1日15万人を上回りました。6週目は1日平均の来場者が13万6008人となっていて、かなり目標達成基準にも近づいています。
■週間来場者数は右肩上がり
週間の来場者数を整理すると、
・1週目:63万9875人(1日平均9万1411人)
・2週目:73万9780人(1日平均10万5683人)
・3週目:75万3699人(1日平均10万7671人)
・4週目:77万1530人(1日平均11万219人)
・5週目:87万8739人(1日平均12万5534人)
・6週目:95万2056人(1日平均13万6008人)
となっていて、週を追って増加を続けています。
■開幕44日目で500万人達成
また開幕から44日目を迎えた5月26日、万博会場への来場者数が累計500万人を達成したと、博覧会協会が発表しています。
26日には、会場内の東ゲート広場で「累計来場者数500万人達成記念セレモニー」が実施されました。
セレモニーでは、博覧会協会の石毛博行事務総長が、「400万人から500万人へは7日間で達成し、日を追うごとに多くのお客様に万博にお越しいただいている」、また「大屋根リングの上から見る夕日やライトアップされたパビリオンなど、夕方から夜にかけての万博の魅力も楽しんでいただきたい」とあいさつし、500万人目の来場者に夕方から来場できる夜間入場券などが記念品として贈られました。
セレモニーには、公式キャラクターミャクミャクも参加して盛り上げたということです。
(関西テレビ 2025年5月29日)