兵庫県の斎藤知事の定例記者会見が28日午後3時から始まり、元県民局長の私的情報を元総務部長が漏えいしたことについて、自身に対して「減給処分」とする方針であることを明かしました。
【斎藤知事】「組織の長として、保有すべき情報が漏えいしたということは、責任を感じておりますので、自らの処分をしていきたいと思います。具体的には給与カットという形で対応させていただきたいと思っております。
早ければ6月議会にですね、これ条例制定をする条例を改正する必要がありますので、その準備含めてどのようなスケジュールか、内容ができるかっていうことを今検討していると。また内容が整理次第お伝えをしたい」
知事の疑惑を告発した元県民局長の私的な情報が漏えいしたことについて、第三者委員会は元総務部長によるものと認定するとともに、「知事の指示の可能性が高い」と指摘していました。
斎藤知事は自身の指示については否定したものの、漏えいがあったことを受けて自身の処分について「減給処分」も含めて検討する方針を示していました。