伊万里鍋島焼協同組合が27日総理官邸を訪れ伝統の鍋島焼を石破総理に贈る“献上の儀”が行われました。

【石破首相】
「本当に華やかで落ち着きがあってすばらしいものを頂戴いたしました。誠にありがとうございます」

27日総理官邸を訪れた伊万里鍋島焼協同組合の代表者たち。鍋島焼創業350周年を記念し山口知事や伊万里市の深浦市長とともに、石破総理に鍋島焼の作品を贈りました。

作品は高さ37センチ、重さ3キロの酒器で、石破総理が座右の銘に掲げる「雪中松柏」をイメージしてデザインしたものです。

【石破首相】
「鍋島焼は一番華やかで、だけども味わいのある、私が一番好きな焼き物のひとつであります」

伊万里市大川内山で作られている鍋島焼は江戸時代に将軍や大名の献上品として作られたのが始まりとされていることから、組合は1989年から毎年城がある自治体などに作品を寄贈する“献上の儀”を続けています。

サガテレビ
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