武雄市は大雨の際に水害リスクが高いとされる、市内の3つの地区の治水対策や街づくりについて新たな方針を発表しました。

武雄市などを流れる六角川水系は、記録的な豪雨で大規模な水害が相次いだことから、「特定都市河川」として治水事業が進められていて、武雄市北方町など、周辺の3つの地区が被害防止・軽減を目指す重点整備地区となっています。
市はこの3地区の街づくりについて新たな方針を発表しました。
具体的には雨水を集める調整池の整備や、農地の遊水地としての活用、また、堤防に広場を設け交流の場とすることなどを検討していて、平常時にも施設を活用しながら周辺の活性化を目指すとしています。

【小松政武雄市長】
「水害対策の着実な実施が前提ではありますけれども、引き続きまちづくりをどう進めるかは住民の皆さんと意見交換を重ねて、住民の皆さんの意向を大事にしていきたい」

武雄市によりますと、新たな堤防などの整備は今後20年間で進める計画です。

サガテレビ
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