自転車の盗難被害が増加傾向にある中、敦賀警察署は高校の風紀委員の生徒を、自転車の施錠を呼び掛ける「鍵かけたいJr.」に委嘱する取り組みを始めました。
27日は敦賀署の杉本敬治署長が、敦賀高校の風紀委員22人を代表して三浦綾人委員長に「鍵かけたいJr.」の委嘱状を手渡しました。委嘱された生徒たちは、校内で自転車の施錠をチェックしたり呼びかけたりします。
敦賀署では、管内にある他の3つの高校の生徒にも委嘱する予定です。
県警によりますと、2025年1月から4月末までの自転車の盗難被害の認知件数は125件で、2024年の同じ期間と比べて15件増えています。盗まれた自転車の多くが無施錠だったということです。