アメリカのトランプ政権は、国内の大学への留学を希望する学生のビザについて、審査のために必要な面接の新規受付を一時停止するよう指示しました。
複数のアメリカメディアは27日、トランプ政権が各国にある大使館や領事館に対して、アメリカの大学へ留学を希望する学生のビザについて、審査のために必要な面接の新規受付を一時停止するよう指示を出したと報じました。
トランプ政権は、学生ビザの申請者に対するソーシャルメディアの審査の強化を検討していて、新たな審査の指針が示されるまでの措置だということです。
また、トランプ政権は、連邦政府がハーバード大学と結んでいるすべての契約を打ち切るよう関係機関に指示を出したことがわかりました。
これはニューヨーク・タイムズが27日に報じたもので、国立衛生研究所の調査や国土安全保障省との研修に関し、ハーバード大学との間で結ばれていた1億ドル=144億円に上る連邦政府との契約をすべて打ち切る方針としています。