水のレジャーシーズンを前に室戸市の室戸岬漁港で消防と警察の合同水難救助訓練が行われました。目的は水難事故が発生した際の素早い連携救助能力の向上です。
5月27日は漁港で釣りをしていた男性2人が高波にさらわれたという想定で行われました。
ゴムボートで溺れている人に近づき浮き輪を投げて引き上げたり、ヘリコプターでつり上げる訓練も行われました。
県警によりますと去年、県内で発生した水難事故の件数は30件で14人が亡くなっています。事故の半数が釣りをしているときなどに発生したとのことです。
室戸警察署・川村幸司地域課長:
「これからの季節、水と触れ合う機会が非常に多くなると思います。危険な場所で遊泳しないような心がけをしていただき楽しい水との触れ合いを行ってもらいたいと思います」