日清製粉は倉敷市児島塩生に整備を進めていた「水島工場」が完成し、5月13日から本格稼働を始めたと発表しました。
水島工場は業務用の小麦粉などを生産する工場で、総工費は約180億円です。IoTやAI、ロボットなどを駆使した最新鋭の工場で、数年以内には一定の時間、無人でオペレーションできる工場を目指すとしています。
水島工場で得た最新技術を、国の内外の工場に展開し、全社的に生産性を20%以上を目標に向上させるとしています。
水島工場の本格稼働開始に伴い、岡山市中心部のJR岡山駅や商業施設のイオンモール岡山近くにある岡山工場(閉鎖予定:2025年7月)と、坂出市にある坂出工場(閉鎖予定:2025年9月)は閉鎖されます。
同社によりますと、閉鎖後の岡山工場跡地(約2万2000平方メートル)の利用計画は決まっていないということです。