「百日ぜき」の新規感染者数が、過去最多となっています。
「百日ぜき」はせきが長引くのが特徴で、子どもを中心に感染し乳児がかかった場合は重症化して死亡するおそれもあります。
国立健康危機管理研究機構(JIHS)によりますと、今月18日までの1週間で報告された全国の感染者数は前の週から1.28倍となる2299人に上り過去最多となりました。
一方、風邪のような症状と頬に発疹が現れるのが特徴の「伝染性紅斑」いわゆる「リンゴ病」の新規感染者数は1医療機関あたり2.05人と、過去10年で最も多くなっています。
妊婦が感染すると流産する恐れもあり厚生労働省は手洗いなどの対策を呼びかけています。