アメリカのトランプ大統領は、留学生の受け入れ資格の停止などで対立が続くハーバード大学に、留学生らの情報を提出するよう改めて求めました。
トランプ大統領:
留学生のリストが欲しい。問題がないかどうか調べたい。
トランプ氏は25日、記者団に対し、「ハーバード大学の留学生に大勢の悪者がいる」などと主張し、イスラエルへの抗議デモに参加した留学生らの情報を提出するよう改めて求めました。
また、ハーバード大学の約3割が留学生であることを「多すぎる」と問題視し、「アメリカ人が入学できない」と批判しています。
トランプ氏は、26日にもSNSでハーバード大学の約4290億円の助成金を取りやめ、職業訓練校に分配することを検討していると表明しています。
ハーバード大学をめぐっては、トランプ政権は22日、反ユダヤ主義などを理由に留学生の受け入れ資格の認定を停止すると発表しました。
大学側は23日に政権を提訴し、連邦裁判所はこの措置の一時差し止めを命じています。