医療費の自己負担を抑える高額療養費制度の見直しをめぐり、患者団体が参加する新たな専門委員会が開かれました。
高額療養費制度を巡っては、政府は、当初示した患者の自己負担額の引き上げを見送りました。
厚生労働省はきょう、健康保険などの関係者のほか、患者団体も参加する新たな専門委員会を立ち上げました。
患者団体は、「療養費が家計に与える影響を分析すべきだ」と訴えたほか、ほかの委員からは去年の見直しの過程で患者へのヒアリングがないなど「検討が不十分だった」との意見が相次ぎました。
厚労省は秋までに新たな見直し案を決める方針です。