福島県の相馬地方で3日間にわたり繰り広げられた伝統の戦国絵巻、相馬野馬追が5月26日閉幕した。2024年から暑さ対策で開催日を5月に変更、そして2025年からは女性の参加条件を撤廃。変化しながら新たな魅力を発信している。

5月26日、南相馬市の相馬小高神社で行われ、相馬野馬追のフィナーレを飾った「野馬懸」。1000年以上続く伝統行事で、昔の名残を唯一とどめていると言われる神事だ。
騎馬武者が神社の境内に追い込んだ馬を素手で捕まえようとするのは、御小人と呼ばれる白装束の男たち。その姿に観客から大きな声援が送られていた。

子どもは「人とかが馬を捕まえるところが面白かったです」と話し、見物客は「すぐ捕まっちゃうと思ってたんですけど、なかなかね苦労してたようなんで見応えがありました」と話す。

最初に捕まえられた馬は御神馬として神社に奉納され、平和などが祈念された。

福島テレビ
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