闇バイトとして唐津市の民家に押し入り、住人に暴行を加え、現金約500万円を奪ったとして強盗などの罪に問われていた男に対し、裁判所は懲役6年6カ月の判決を言い渡しました。

判決を言い渡されたのは、住所不定の建設作業員、神戸琉偉被告21歳です。
神戸被告は今年1月、唐津市の民家に押し入り、住人の60代女性に暴行を加え包丁で脅し、現金約500万円を奪ったなどとして強盗などの罪に問われていました。

これまでの裁判で、神戸被告は起訴内容を認めていて、闇バイトによる犯行だったことが分かっています。
26日佐賀地裁で開かれた判決公判で松村一成裁判官は「指示役の指示を受けて臆したり拒んだりした様子は見受けられず積極的に各犯行に重要な役割を引き受け実行した。報酬として100万円弱の現金を受け取っており、被告人の役割は大きく、その責任は重い」と指摘。

一方、「被告人は若年で前科がなく、事実関係を認め反省している」などとして、検察の懲役7年の求刑に対し、懲役6年6カ月の判決を言い渡しました。

サガテレビ
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