鳥取県湯梨浜町で26日、県産スイカのトップバッターとして「とまり美人」の査定会が行われました。

「しま模様がきれに入っています。軸のほうもずれていません。しっかりヒビも入っていません」

「とまり美人」は、鳥取県産のスイカとしては定植作業が最も早く、県内で一番早く出荷される品種です。湯梨浜町の泊地区で6軒の農家が1.35ヘクタールの畑で栽培しています。
査定会では、しま模様が均一かどうかなど見た目の確認をしたあと、スイカを切って糖度を測定しました。
平均糖度は、出荷基準の11度を上回る12.2度で、例年並みの甘い仕上がりになりました。
苗を植え付けた直後の雪や寒さの影響で、生育は例年よりも遅かったものの、その後は天候に恵まれて順調に生育したということです。

泊西瓜部会・中田洋一部長:
今年も例年以上のものを真心こめて贈りたい。期待以上のものをしっかり贈りたいなとということろでございます。

「とまり美人」は、28日から6月中旬まで、島根県を中心に一部鳥取県にも出荷され、2024年と比べ200万円あまり多い2250万円の販売を見込んでいます。

TSKさんいん中央テレビ
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