大阪・関西万博に出展し、その魅力を世界に発信している鳥取県。
同じように「砂」をテーマに出展している国や地域と「サンドアライアンス」=「砂同盟」を結んでいます。
3番目の国として、人口約1万人の南太平洋の国・ナウル共和国と「同盟」を結ぶことが決まりました。調印式が6月30日に行われます。

鳥取県・平井知事:
2度あることは3度(サンド)あるということで…。

5月27日の定例会見でこう話した鳥取県の平井知事。何が3度目かというと…。

鳥取県・平井知事:
ナウル共和国についても「サンドアライアンス」に加盟するということで、この度お返事がございました。

鳥取県は、大阪・関西万博で同じように砂をテーマに出展している国や地域と連携し、万博を盛り上げる「サンドアライアンス」=「砂同盟」を結んでいます。
これまでに、中東のヨルダンとサウジアラビアと同盟を結んでいますが、平井知事は会見で、3番目として南太平洋に浮かぶ人口約1万人の島国「ナウル共和国」が加わることを明らかにしました。

今回の「砂同盟」の「ラブコール」を送ったのは鳥取県でした。
5月22日に万博のナウルブースに鳥取の砂で作られた万博のマスコット「ミャクミャク」と「JOIN US(参加しよう)」のメッセージを送ったところ、ナウル側から参加の意向が伝えられたということです。

鳥取県とナウル共和国、実はすでに浅からぬ縁がありました。
2021年、SNS上でナウル共和国政府観光局のアカウントが、平井知事の“名ダジャレ”である「鳥取にスタバはないがスナバはある」を勝手に流用。
平井知事が流用を許可した上で「すなうる共和国連合」を結成。ともに砂をアピールする過去がありました。
当時、SNSの表示回数が400万を超えるなど話題となったユニークなコラボが、万博をきっかけに脚光を浴びることになりました。

ナウル共和国との「砂同盟」、その調印式は関西・大阪万博の会場で6月30日に行われます。

TSKさんいん中央テレビ
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